「いや・・・来るな・・・っこないでぇ・・・。」
文姫は何をされるか分からない恐怖から、もう目尻に涙を浮かべていた。
「そんなにいやがらなくても良いだろう?」
言いながら、いきなり文姫の首筋から着物の中に手をつっこむ。
「いや!」
劉豹の手を払いのけ、ずりずりと後ずさる。
「怯える姿もまた一興よ・・・だが我ももう我慢の限界というもの。」
素早く文姫に掴みかかると今度は逃げられないよう手首をぎゅっと握る。
その力は文姫に絶望的な体力差を知らしめた。
(うぅ・・・)
思えばなんと苦難に満ちた人生か。妻となった矢先の衛仲道との死別。
父の獄中死。都の混乱。そして今では異国の地で見知らぬ男に犯されようとしているのだ。文姫はあきらめたように自身の体を投げ出した。
「どうした?いきなりおとなしくなったな・・・心配するな。そなたは我の側室としてなに不自由なく暮らせるのだからな。」
劉豹は文姫の髪を撫でながら言う。
その行動は文姫にとって思いがけないものだった。
もしかしたらこの男はそんなに非道いことはしないのかもしれない―。
文姫に、そう思わせる手だった。殺されはしないのならきっといつか漢へ帰れるかも。少しだが希望の見えた文姫は覚悟を決めた。
劉豹が文姫の着物を脱がし始める。少しずつ文姫の肢体があらわになるにつれ、劉豹の顔に喜色が満ちる。
「すばらしい・・・。」
文姫の体には染み一つ無かった。小振りな胸。その上につんと上を向く乳首が愛らしい。ウエストから腰にかけての曲線美も見事だった。
劉豹は堪らないといった様子で文姫の乳首に吸い付いた。
ちゅ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ちゅ・・・。
「うぅ・・・んああ・・・あぁ。」
吸いながら文姫の腹部をなでてやる。ふいに劉豹に触られた場所に痛みが走った。あの匈奴兵に殴られたところだった。
「痛っ!」
「なんだ?・・・青アザが出来ているではないか。そうか、あいつか。」
劉豹は今度はアザのあたりを重点的に舐め始めた。
「んあぁ!あぅ・・・はあぁぁぅ。」
「これは痛くはないだろう?」
たまたまそこは文姫の弱い部分だった。文姫は脱力し目が潤んでしまう。
文姫の反応に満足した劉豹は今度は文姫の大事な場所に目を移す。そこはすでに劉豹の愛撫によってかすかだが潤み始めていた。
「まだ足りぬな。」
言うと劉豹は文姫の足を持ち上げ顔の方に倒してしまう。劉豹の眼前に恥ずかしい場所が否応にも晒されてしまう。
「い、いやだぁ・・・こ、こんな格好・・・。」
身じろぎしてみるが当然劉豹の力には適わない。劉豹が文姫の女性を攻め始める。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぴちゅ・・・ぴちゃ・・・・ずずずっ!
「んああああああああああ!」
劉豹がそこを思い切り吸い上げると電流の様な快感が文姫を突き抜けた。
劉豹は尚も攻め続ける。ヒダを甘噛みし、引っ張り、クリトリスを見つけると円を描くように舌で押しつぶした。
「あ!あ!あ!だめ・・・そこは弱っ、くうぅぅぅぅぅぅぅ!」
敏感な所を攻められ文姫は早くも絶頂に達した。穴からはぴゅるぴゅると透明な液体を吹きだしていた。
「くっくっく。達した様だな。・・・我も辛抱たまらぬ。いくぞ。」
がばっと文姫の股を開いたかと思うとガチガチに大きくなったモノを一気に文姫の中に突き入れた。
「くああああああああ!」
文姫は処女ではないが男のものを迎えるのは久しぶりだった。一度達して滑りが良くなっているとはいえ、痛みを感じる。
かまわず、劉豹が腰を前後に揺すり始める。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ―。
「んあ、あ、はぁうぅぅ・・・あ、あ、あぁ。」
始めは慣らすようにゆっくり往復運動を。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅううぅぅ、ぐ、ぐ、ぐ―。
「はあ、はあ、はあ、ううぅぅぅぅん、あぁぁ・・・いやぁぁ・・・。」
今度は最奥をぐりぐりと摩擦してやる。
「あぁ・・・胸・・・いっしょ、に、弄っちゃ・・・あぁぁんん。」
舌では胸の突起を弄り、いっぱいに開いた手で胸を包み込み、ぐにぐにと揉む。
いつしか文姫は劉豹の攻めに、痛み以外の感覚を感じるようになる。
「ふあぁ・・・あぁ、あぁぁ!どうしよぅ・・・気、持ちい・・い・。」
ぐちゅ!ずちゅ!ぐちゅ!ずちゅ!ぐちゅうぅううぅう!
「あ!あぁぁ!あうぅぅぅ!い・・・よ、いいよぅ・・・。」
言葉は通じぬが文姫の感じ方の移り変わりは、劉豹に容易に感じ取れた。
「ふふふ。感じ始めたようだな。・・・これはどうだ?」
劉豹は動きを止めず、片手で文姫の淫核をつまみ、転がしてやる。
「やあぁぁぁぁ!そこはぁ!あ、だ・・・め・・・んんんんんあああ!」
文姫は再び絶頂に達したが、劉豹は構わず動き続ける。
「はあぁぁぁ!らめぇ・・・おか、しく、おかしくなるぅぅぅ!」
文姫のいつもの凛とした表情はもう無かった。眼からは涙が流れ、開きっぱなしの口の端からは涎が落ち、舌は天井に向かって突き出されていた。
さらに劉豹の動きが激しくなる。劉豹も絶頂が近かった。
ずちゅうぅ!ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!じゅちゅ!じゅちゅ!じゅちゅ!
掻き回し、抜けてしまうというところまで持ってきて一気に突き刺す。劉豹は存分に文姫の中を愉しんだ。
「あぁん!あぁぁ!そ、んなに、激しく、しないでぇぇ・・・はあぁぁ!」
「くくく。出すぞ。一滴残らず注ぎ込んでやる。・・・我の子を産め!」
文姫は中で劉豹のモノがびくびくと痙攣するのを感じた。
「え・・・なかで?いやぁぁぁ、赤ちゃんできちゃ・・・はあああああ!」
劉豹は最奥に突き込むと、そこで思い切り放出する。
びゅる!びゅる!びゅる!びゅるぅぅぅ!
文姫の子宮口に何度も濃い精液が叩きつけられる。その刺激が文姫を壮絶な絶頂へと引き上げた。
「あ、あ、あ、あ・・・くああああああああああああああ!」

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