孫策様が亡くなって1年が過ぎようとしていた・・・。
でも孫策様との思い出はまるで昨日のことのように鮮明によみがえる。
結婚生活はたった1年程だったけれど、孫策様は私の事を一生分愛してくださった・・・そう思う。
だから、私は寂しくはない。
と、皆のいる前では気丈に振る舞っているけれど、夜一人で寝室に横になっている時に寂しさが私を襲う。
涙がとめどなく溢れてくる。いっそこの涙と一緒に思い出も流れさってくれればいいのに・・・。

やはり今日も寝付けないようなので、私は外の空気を吸って気分を落ち着けることにした。
私にはお気に入りの場所がある。そこでよく孫策様と歓談した。
戦の話や部下の話など、とても楽しそうに孫策様は私に話してくださった。
せめてあの場所に行って少しだけでも楽しい思い出に浸っていたい・・・。
それくらいはいいですよね?孫策様。

大喬は少し気分が落ち着いてきたのか、少し歩きを早めた。
「・・・・・ぁ・・・・・ん・・・・・し・・ゅ・・まぁ・・・・」
何か変な音が聞こえる。大喬は思わず立ち止まってしまった。
何の音だろう?大喬は聞き耳を立てるとようやく『音の主』がわかった。

「・・・あぁん・・・周瑜様ぁ・・・気持ちいいですぅ・・・はあぁぁん・・・あんっ」
この声は小喬だ!大喬はその場から立ち去りたいと思いつつも離れられずにいた。
「・・・ああっ・・・周瑜様の・・・すごい・・・奥まで・・・あぁん・・・奥まで・・・突いてぇ・・・」
(ああ、ダメ!!こんな声聞いたら私、私・・・。もう我慢できない・・・。)
小喬と周瑜の寝室の前で大喬は座りこみ左手で自分の胸を揉み始めた。
(こんな所で感じるなんて・・・あぁん・・・孫策様ぁ・・・)
大喬は自分の指を女陰にあてがう。誰かに見られてしまうかもしれない興奮でもうすでに大喬の蜜が溢れ出していた。
(もう濡れてるなんて恥ずかしい・・・)
「ああっ・・・あんっ・・・はあぁぁぁん・・・あああっ!!」
小喬の嬌声と大喬の心の声がシンクロする。
「大喬様・・・・・・こんな所で何を?」
大喬は驚きで心臓が止まりそうになった。
そこには配下の朱治が怪訝そうな顔つきで立っていたのだ・・・。

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